春は新しい世界へと飛び込む季節ですよね!聞こえは良いですが、期待や不安で頭が混乱してしまう方もいらっしゃるのでは?(今まさに私がそうなのですが……。)
そういった方々に今までの…、そしてこれからの人生を改めて考えさせてくれる映画をご紹介します!!
春という大変な変革期を乗り越えるヒントを得られるかもしれません。
『ロッキー(1976)』
まずはとってもメジャーな作品のご紹介です。主演・脚本シルベスター・スタローン。
うだつの上がらない三流ボクサーのロッキー。彼は賭けボクシングや借金の取り立てを請け負い、何とかギリギリの生活を送っていました。
彼に目を掛けていたジムのトレーナーのミッキーも、素質はあるのに自堕落な生活を送り続けているロッキーに愛想を尽かしています。そんなある日、突然世界チャンピオンのアポロからロッキーは対戦相手に指名されてしまいます…。全く無名のボクサーと世界チャンピオンが対戦することによって“アメリカンドリーム”を体現し、興行的に成功させようという意図からの指名でした。何かと理由をつけて対戦を断ろうとしていたロッキー。しかし、周囲からの応援や支えの声を受け、彼は対戦を受けることを決意します。
本作は俳優として中々成功できず、くすぶっていた無名時代のシルベスター・スタローンが最後の賭けとして制作された作品。
オーディションには連敗。動物園の飼育小屋の掃除や、用心棒として極貧の生活を送っていたスタローン。それでもあきらめなかったスタローンはこれまでの自分の人生と、エンターテイメント性を織り交ぜた『ロッキー』の脚本を書きあげます。
この作品から感じ取ってほしいのは決して「あきらめなければ夢は叶う」、というようなきれいごとではありません。しかし、行動を起こさなければ何も変わりません。ロッキーが鬱屈とした日々をどう脱したのか…。是非ご覧になってください!
『ダラス・バイヤーズクラブ(1985)』
アメリカのテキサス州ダラスの新聞で取り上げられた実話が基となった作品。
1985年のテキサス。電気工でロデオボーイのロン(マシュー・マコノヒー)は性に関して奔放な男でした。そのため彼はHIVを患ってしまい、余命30日を宣告されてしまいます。アメリカでは認可されている薬が少ないと知った彼は、メキシコへと渡り効果の望めそうな薬の密輸を画策します…。
人生は有限です。遅かれ早かれ終わりは来てしまいます。しかし、物に囲まれ、恵まれた生活を送る我々はそのことを忘れがち…。だからこそ、安定を求め何かに挑戦することを尻込みしたり、生き死にに関わらないような小さなことで悩みがちですよね…(私もそうです)。命を削り、脇目も降らず“挑戦”に身を投じるロンの姿は輝かしく思えます。
まとめ!!
以上、春を期に新しい世界へと飛び込む方々へ、おススメの作品を2つご紹介しました!!
人生は有限です。くすぶっていたり、不安や恐れを感じる時間は、後々後悔を生むだけかもしれませんね…(私も耳が痛いです…)。
悔いのない人生を送りたいものですね!
この企画は後何本か投稿しようと考えているので、続きをご期待ください!!