監督 リチャード・フライシャー
出演 チャールトン・ヘストン 、エドワード・G・ロビンソン、
チャック・コナーズ、ジョゼフ・コットン、リー・テイラー=ヤング
1973年アメリカ映画
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赤ちゃんよ永遠に(Z.P.G. ZERO POPULATION GROWTH THE FIRST OF JANUARY)
監督 マイケル・キャンパス
出演 オリヴァー・リード、ジェラルディン・チャップリン、ドン・ゴードン、ダイアン・シレント、
ビアギッテ・フェダースピール、デヴィッド・マーカム、ビル・ネイギイ
1972年イギリス/アメリカ映画
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2本ごっちゃですが、要はあの頃のトラウマ未来物を語るスレにしたいです。
なんか60年代後半から70年代にそんなの多かった気がします。
「ソイレントグリーン」は原作(人間がいっぱい)もいいですよ。
映画のような大きな陰謀はなく、ただ単に刑事が殺人犯を追う
話なんだけど、最後の虚無感がなんともいえない。
「THX1138」と「サイレントランニング」も絶望感ある未来像だったなぁ。
まったくの嘘でもなかったとしても、彼らの予言はほとんど外れたのも事実
>資源がなくなるとか人口爆発とか散々脅かしたからなぁ
そうなんですよ、そんな「お先真っ暗」な情報全部真に受けていました。
大人になったら奇形児だらけの世界で、固形の食糧取り合いしてると思ってた。
でも小学生のときに親父と「ノストラダムスの大予言」観に行って、
「さすがにこれはないだろう」と思ったw
併映の「ルパン三世~念力珍作戦」のほうが子供の私には
面白かった。
オメガマンとかは良かったけど、これはヘストン萌え野郎以外には凡作もいいとこだろうなあ・・・。
世界が燃えつきる日、これはB級に徹して良かったが・・・登場人物全員がオロナミンCを飲んでるが如く元気なのがいただけない。
という事で私の一押しは「未来世紀ブラジル」。決して好きな作品ではないけど、
絶望世界のカリカチュアという意味ではかなりの高得点じゃあるまいか、と。
「マッドマックス2」が印象的だった
飛行機乗りと少年が特によかった・・・
つーかネタ不足の昨今原作寄りでリメイクしてくれないかな
同じアウトロー系ディストピア映画の「NY1997」「同LA」が赦免設定似てるんで
パート3でもいいや
キリスト教の終末思想がベースに影響してるって事なんだろうか。
米ソ核戦争への危機感がマジであったからな。
「ラ・ジュテ」クリス・マルケル
「アルファヴィル」ゴダール
「魚が出てきた日」マイケル・カコヤニス
「華麗なる殺人」エリオ・ペトリ
「時計じかけのオレンジ」キューブリック
「戦慄!昆虫パニック」ソウル・バス
「スローターハウス5」ジョージ・ロイ・ヒル
「未来元年 破壊都市」リチャード・コンプトン
「大襲来!吸血こうもり」サットン・ローリー
「ザ・ラスト・ウェーブ」ピーター・ウィアー
「ニューヨーク1997」ジョン・カーペンター
「リキッドスカイ」スラヴァ・ツッカーマン
「ジュビリー 聖なる年」デレク・ジャーマン
「ラスト・オブ・イングランド」デレク・ジャーマン
「最後の戦い」リュック・ベッソン
「汚れた血」レオス・カラックス
「ヴィバラビィ」クロード・ルルーシュ
「バンカー・パレス・ホテル」エンキ・ビラル
ディスユートピア世界を舞台にした作品のスレだから、
「フェイズⅤ 昆虫パニック」は違うと思う。あれは
「これから蟻が支配するディスユートピアが到来するかもしれない世界」。
これからディストピア(ひょっとしてユートピア?)が来るよ
って話だね
ニューエイジ思想と共にドッと増え、死後の世界が真面目に論じられたりしていた。
でも今思えばそれなりに幸せな時代でもあった訳だ。
21世紀が年号が変わっただけで、それまでの延長にすぎないと判ってしまってからは、
映画も文学も音楽も政治も、あらゆるものが惰性で続いているだけという・・・
と、破滅モノについ「良かった」と書いてしまうこの不思議。
>>53の言う通りかもしらん。
>>54
核の脅威は今でもあるし、それ以外の恐怖も日常に常に漂ってるよ。
その果てが「核」。その認識を最も分かってるのは日本人じゃないかな。
東宝怪奇/怪獣映画の迫真性はそこにあるんよね。きっと。
放射線も放っとけば自然に無くなる風に思っているような気がする。
それとも日本人が過剰に怖がり過ぎなのかな?
少しスレ違いになるけど、それだけに「風の谷のナウシカ」の「地球に浄化される汚染」の発想は画期的に感じた。
日本ほどその恐ろしさを知ってる国は無く、
といってそのグロテスクな事実を西洋、アメリカが認める訳には行かないでしょう。
当時の米国内では当然「日本って悪い奴だから罰した」という認識が圧倒的だったでしょうし。
今でもそんな感じなんかもしんないですよね。
正直感動した
そして今ある物に感謝しようと思った
・・・あれから数ヶ月、この映画の感動は消えた訳ではないがすっかり現代の便利さに人並みの有り難味しか感じなくなってしまった
きっとまた見れば再びあの時の気持ちを取り戻せるかもしれない
でも、何だろう
俺はこの快適さに常に感動をもてない自分に自己嫌悪している
皆はどう?