「バベットの晩餐会」って料理映画しってる？【アカデミー賞受賞作品】

大好きです

老婆の純愛がたまらない(ネタバレだったらゴメン)
ブラームスのワルツが最高でした

未見ですがかもめ食堂みたいな映画ですか？

全然違います。
もっと深い内容で、後でじわ～っと感動する感じ。

バベットの芸術作品（料理）によって、狭い世界に生きて頑なだった人々の心に愛がよみがえる。
みたいな。

陳腐な書き方しかできないので、よかったら実際に見てみてください。

芸術の幸福な在り方を示した作品ですね。
「芸術家は次善のものには満足しない」という台詞が
好きです。

芸術とは思わんかったけどなー
あの料理はどちらかと言うと恩返しの意味が強い

映画自体は何の不満もないけど、料理はもう少しボリュームが欲しい気がする。
貧乏くさい感想ですみません。

ただ、この映画にひとつだけ文句をつけるなら
若い頃、丸顔の姉と面長の妹が
歳をとると面長の姉と丸顔の妹になっていたので
わかりにくくなっちゃったところかな。

将校と淡い恋をするのは姉のほう？

老女になるまで嫁にも行かずに想い続けたのかな…
相手はその間結婚して家庭持ったりしたんだよね？

あれってデンマークが舞台だよね？
当時のデンマークって貧乏だったんだなあ…って思った。
食材として陸上げされた物の中に海亀がいたのがなぜか印象に残ってます。

まぁ海辺の寒村だしねぇ…質素なというか清貧を理想にした牧師一家とその信徒が主な登場人物だし
経済も情報も格差がすごい時代でもあるし
でもこの映画は好きだなー。満ち足りること、豊かさについて繊細な陰影で描いて素敵

この映画の原作の作家（アイザック・イネーゼン）は「愛と哀しみの日々」の作者でもある。

愛と哀しみの日々は自伝であるが女性作家の作品とは思えないほど客観的かつ知的に
アフリカでの夫の結婚生活とアフリカの光景を描いている。

ヘミングウェイが絶賛した作家でもある。

あの主人公はフランス革命のドタバタで逃げて来たんだっけ？

つぐみが美味しそうだった。

人間の欲望を肯定しないプロテスタントの世界に、感覚の喜び楽しみを肯定するカソリック世界
日本だと抑圧的な武士階級と欲望肯定の町人世界の対比で取りあえず判るってゆうことなのかな

あの晩餐会のメニューは、
まず最初に海ガメのコンソメスープ、

メイン(?)が
ウズラのパイ包み黒トリュフソース

だったっけ？

ヨーロッパ映画に出てくるウズラ料理は
なぜか凄く美味しそうだ。