ヒッチコックの『裏窓』を語ろう【ヒッチコックのおススメ作品等も】

名作中の名作

グレース・ケリーが美しい

この映画を見たせいで、脚を折ったら必ずフラッシュ付きのカメラを
身近に置くようになりました

何回脚折っとんねん

これ全部主人公の妄想なんだろ？

舞台がずっとアパートの中なのが窮屈だなぁ。
まあ，そうゆうネライの映画なんだけど。

すごくシンプルでゆったりマッタリなのよ
いかにも当時の映画という感じ
室内サスペンス映画の原点、お手本みたいな映画でつね

小学生の頃、市営住宅が立ち並ぶ地帯のすぐ横のマンションに住んでた。
自分の部屋からちょうどこんなふうに一棟のベランダが見渡せたんだけど、
その雑然とした生活観がなんとも厭らしくて一種の恐怖を感じてた。
　
個人的には、そういうジメっとしたサスペンス的な雰囲気が好きだな。
それじゃ2時間ドラマになるかｗ

ヒッチコックとトリュフォーの対談本『映画術』だったかな？
タイトル違ってたらすまん。
一家に一冊あってもいいｗ

何回繰り返して見てもワクワクするのは「バルカン超特急」あたりから「裏窓」まであたりかなあ。。

ヒッチコックの総合スレッドが見あたらないのでここで質問します

「ゆすり」「舞台恐怖症」「ロープ」「疑惑の影」の四つのうちで
いちばんのおすすめはどれですか？

一般的には多分↓こんな順
「疑惑の影」＞＞＞「ロープ」＞＞＞＞＞「舞台恐怖症」＞＞「ゆすり」

ついでに俺的には↓こんな順
「ロープ」＞「疑惑の影」＞＞＞＞＞＞「舞台恐怖症」＞＞＞「ゆすり」

「ロープ」は実話元にしてる陰惨な話だよな
有名な撮り方してるけど

「ロープ」って、編集無しで生の一発撮りだったんだっけ？

いや、ロール・チェンジ以外でも、カットを割ってるよ。
もちろん、それでも、恐るべき仕事ではあるんだが。

たぶん、何も言っていないと思う。

でも、「全体から部分へ」ということを、トリュフォーとの対談で、
何度も言っているから、その信念を貫いた、ということだろうね。

「ロープ」って地味な扱いだけど、意外に面白かった。
時間が経つにつれて、後ろの窓の外の明るさが変化していくでしょ。

グレース・ケリーが一番美しく見えた作品。
ストーリー追うだけなら１時間でももちろん足りるけど、看護師とのやりとりとか
住人の生活とかリザのファッションショーが楽しいので２時間で間延びしてるとは
思わないけどな。

「バルカン超特急」「救命艇」「海外特派員」「逃走迷路」
お勧めです＾＾

因みに私のベスト５は・・・

１.「裏窓」
２.「北北西に進路を取れ」
３.「バルカン超特急」
４.「救命艇」
５.「知りすぎていた男」

と、なりますね！＾＾

よく見返すのは
サイコ
裏窓
鳥
めまい
北北西に進路を取れ

確かに、洗練度はその５本がベスト

裏窓は音響効果がすばらしいと思う。
あたかも自分がアパートの一住人になったような気持ちにさせられた。
何か賞もらってなかったっけ。

この映画ってどんでん返しがあるようでなかったしなぁ……

向かいのアパートで展開してるドラマが､それぞれ既製の映画のパロディになってるという小技がたまらないね
細部の詳細なこだわりが､ミステリー好きに長年支持されて来た理由なんだろうな