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タイラー・ダーデンとかいう男の中の男【ファイト・クラブ】

本記事では、英エンパイア誌が行った『最高の映画キャラクターランキング』で見事一位に輝いた『ファイト・クラブ』に登場する“タイラー・ダーデン”についてピックアップします!

そもそもタイラー・ダーデンって?

タイラー・ダーデンは今でもカルト的な人気を誇るデヴィッド・フィンチャー監督作品『ファイト・クラブ』に登場する最高にタフでクールな男性キャラクター。
演じるのはブラッド・ピット。
その圧倒的なカリスマ性から、映画に登場する多くのキャラクターを始め、視聴者のハートまで鷲掴みにした名キャラクターです!




劇中での活躍

タイラー・ダーデンは飛行機に搭乗していた主人公“僕”の前に突如として現れた謎の石鹸売りです。
“僕”はエリートサラリーマンとして高級品に囲まれた生活、すなわち「豊かな生活」を送っている男。しかし彼はそんな生活に生きがいを見いだせなくなってしまい不眠症に悩まされています。会社に時間を拘束され、出張でアメリカを飛び回る日々…、人生がどんどん削られていく…。
そんな中出会ったのがタイラー・ダーデンでした。
何物にも縛られず、自由奔放に生きるタイラー。
タイラー・ダーデンが説く独特の価値観に多くの男たちが共感し、やがてタイラー・ダーデンが率いる組織は社会的な脅威とみなされるまでに拡大していくのでした…。

タイラー・ダーデンの考え方とは?

●物質至上主義を否定

タイラー・ダーデンは物語冒頭で度々“物さえそろえれば幸せ”というような現代の価値観に反抗的な考えを述べています。
生きる上で必要のないものを欲し、それを手に入れるために長時間働いて人生を貪る…。
私たちが当たり前と感じていたことに、疑問を感じさせてくれます。

タイラー・ダーデン“お前は物に支配されている”
●死から目を背けるな!!

タイラー・ダーデンは男たちが素手で殴り合うことに悦びを見出す『ファイト・クラブ』を創設するほど“痛み”を特別視しています。
そこには彼の“人生は有限だ”という考え方が根本にあるように感じられます。
痛覚は本来人間が“死の危険”から逃れるために備え付けられている機能。
違う見方をすれば、「痛み」は「死」を感じさせてくれるもの。人生には必ず「死」という終わりが待っています…。大統領だろうと、学生だろうとホームレスだろうと…。「人生は有限である」と常に意識し、日々を悔いなく生きること(やることは滅茶苦茶ですが…)がタイラー・ダーデンのモットーです。そのため彼は死を感じさせてくれる“痛み”をすすんで望むのでしょう。




タイラー・ダーデンの名言

上記で紹介した彼の考えをよく表している名言をいくつかご紹介!!

「俺たちは消費者だ。ライフスタイルに仕える奴隷。殺人も犯罪も貧困も誰も気にしない。それよりアイドル、テレビ、ダイエット、毛生え薬、インポ薬にガーデニング…。何がガーデニングだ!タイタニックと一緒に海に沈めばいいんだ!」

「痛みを感じろ。苦しみと犠牲は尊い。痛みから逃げるな。人生最高の瞬間を味わうんだ」

「痛みと犠牲がなければ何も得られない。」

「完璧なんてない。完璧を目指すのはやめろ。進化するんだ。どんな結果になろうとも。」

「お前は所有しているものに支配される」

総括!!『タイラー・ダーデンは男の中の男』

以上、タイラー・ダーデンについてご紹介しました!
彼は一部の映画通からは、「タイラー・ダーデンは消費社会に反抗する滑稽な存在」と揶揄されることもあります。
しかしながら、生まれた時から物質的に豊かな生活を営みながらも様々な悩みに苛まれる現代の若者たちにとって彼は、今までとは違った人生の見方を教えてくれる“先導者”のような存在になりうるのではないでしょうか(あまり影響される過ぎても問題ですが…)。

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