本記事ではカルト的な人気を誇る映画『ビッグ・リボウスキ』の愛すべき主人公デュードをピックアップします!
目次
『ビッグ・ボウスキ』って?
『ビッグ・リボウスキ』は数々のカルト映画を世に送り出したコーエン兄弟が監督を務めた1998年のアメリカ映画です。
コーエン兄弟が名声を得た作品『ファーゴ』の次に彼らが手掛けた作品となります。
多くの批評家たちからの高い評価を得た『ファーゴ』とは違い、公開当初は落胆する批評家たちが多く、かなり評価は厳しめでした。おまけに興行的にも『ファーゴ』を上回りませんでした。
しかし、DVD化され多くの若者たちの目に留まる事となり、とある団体が創設されるほどに熱狂的な支持を得る作品となりました…。(とある団体については後程)
淡々と、かつ複雑にストーリーが展開されていき、個性豊かなキャラクターたちが翻弄される様が軽妙に映画かれたコメディ映画の傑作です。
デュードの活躍
『ビッグ・リボウスキ』の主人公デュードはボーリングが大好きな中年無職のダメ男。
本編では同姓同名の富豪、通称“ビッグ・リボウスキ”と間違えられ暴漢たちに押し入られた末、家の絨毯に小便をひっかけられたり、またもや家に侵入してきた暴漢たちに今度は気絶させられたりと次々と不幸な目に…。
しかしながら、どんな状況でもファッションはTシャツ、短パン、ニットのカーディガンというゆるゆるな佇まいに、スキを見ては大好きなカクテル“ホワイトルシアン”を嗜むような常に“自然体”な彼のスタイルは多くのファンを虜にしました。
新たなライフスタイル“デューディズム”を生んだ?!
デュードの常に自然体で脱力的に人生を歩む様に、憧れ共感した『ビッグ・リボウスキ』ファンたちはデュードの様な生き方を目指す「デューディズム」という団体を創り出しました。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
演じたジェフ・ブリッジスはデュードそのもの
『ビッグ・リボウスキ』の監督を務めたコーエン兄弟はデュードを演じた主演俳優ジェフ・ブリッジスにほとんど演技指導を行わなかったそうです。なので本編で見られるジェフ・ブリッジスの表情はすべて素なのかも…しれません。
『ビッグ・リボウスキ』ファンが集う「リボウスキ・フェスティバル」
アメリカでは定期的に『ビッグ・リボウスキ』ファンがキャラクターのコスプレをし、ホワイトルシアンを嗜みながらトリビアクイズをしたり、ボーリングを楽しむ「リボウスキ・フェスティバル」が催されているようです。(2018年現在も健在みたいです。)
時にはメインキャストらも参加する大規模な大会だそうです。
まとめ
以上、自然体を崩さない素敵な“脱力系主人公”デュードをご紹介いたしました。