【スピルバーグ作品】『ET』,『未知との遭遇』に付いて語ろう

ゆるさん！！！

少年の頃見たおれは、あのマザーシップが実際に作られたのか、とか、
もしくは宇宙人が本当に現れたのかなどと思った。
それぐらい当時は衝撃的な映像だった。
スクリーンで見ると、本当に大きくて素晴らしかった。

Ｅ．Ｔ．の当時の大騒ぎは今でも懐かしい。
ジョンの音楽も本当に素晴らしい。
特に、最後のシップが虹を描いて消えた後、エリオットの顔で終わって
ちょっとの沈黙のあとのあのピアノの流れるような旋律・・・。
何度見ても神シーンだ。

頭がおかしくなって夫婦仲が悪くなっていく場面って、くど過ぎ。
もう途中で見るのやめようかと思った。
名作だから、って言うんで我慢して最後まで見たけどさ。
見終わった後でも、あのくどさに対する意見は変わりません。
もう一度みたいかと問われれば、嫌です。

この映画の場合は、
よくわからないけど面白そう、
いままでのＵＦＯの映画と一味違う
という感覚で見に行かれたと思います。
当時のＴＶ　ＣＭで広川太一郎さんが
「第一種接近遭遇とは…」で始まるナレーションをされて、
さらにこの映画の未知な感覚に興味をもたれたかたも多かったと思います。

映画自体も不思議な作り方で、
前半は謎解きがメインになっていて、
しかもそれは人間同士の話でした。
そして、後半になると謎が解け
感動のフィナーレへとつながる…。

いったい何の映画かジャンル分けしにくいと思いました。
でもとにかく面白かった。

やっぱしスピルバーグはこの頃が良かったな～と思います。

「未知との遭遇」を観終わったあと、スピルバーグが”帰還”させたかったのは、
FLIGHT19のクルーじゃなくて、某空軍少佐だったのでは無いと思ったりもした。
でないと、トリフォーが出演した意味が無いだろ？ｗ